土木工事用ロボット
ジュドの脳さん

第6話 崩壊



ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ・ピ


ジュド「う〜ん、ずいぶん長い間眠っちゃってたみたいね。あら、本部からの連絡だわ。」

本部『おぉ、ジュドか。リルルと連絡がつかなくなって参ってたんだ。で、基地の建設は順調か?』

ジュド「え、あ、あの、それは……。(しまった、地球人に監禁されてて基地の建設が全然ちっとも全く進んでないなんて言えない!?)」

本部『いやぁ、しかしお前が姿を消したと聞いた時はビックラこいたが、無事見つかって良かったよ。』

ジュド「え……?」

本部『そうでなくとも、リルルが一人でジュドの体を操縦できたってのも驚きだったなぁ。まぁそのおかげで基地も八割方完成したみたいだし万々歳さ。』

ジュド(え……、どういうこと……?)

本部『そんなわけで、基地も完成することだし我々鉄人兵団は地球に向けて全軍出撃したぞ。明晩には到着する予定だ。』

ジュド「は、はぁ……。」

本部『基地は北極じゃなくなったそうだから、明晩誘導頼んだぞ!本部からの連絡は以上だ!』


ジュド「え……?」



どういうこと……。



基地が完成……?



リルルが私の体を操縦……?



そんな……私の体は私でしか動かせないはずなのに……。



でも、基地が建設されてるのは事実……。



そうか……、もう基地の建設進んでたんだね……。



私がいなくても……、リルルが私の体を操縦して……。



私が眠ってる間に……、基地の建設が着々と……。



そういえば私……、ずいぶん長い間眠っちゃってたみたい……。



ハハ……、ハハハハ……



私がいなくても……基地の建設進んでたのね……。



そう……、リルルが私の体を操縦して……。



その間私は……、ずっと眠ってたのね……。


ハハハ……、何なんだろう……私……。



地球人を奴隷にするため……、



そのために北極に基地を建設するために……、



そういう使命を帯びて地球に送られたのに……、



いきなり地球人に見つかって……、



自分の体を動かすこともできず……、



こうして今も監禁されていて……、


ハハハハ……、ハハハハ……。



私……、何もできなかったんだ……。



大いなる使命を帯びて……、この地球にやってきたのに……、



何もできなかったんだね……。



そう……、私は……、



何もできなかったんだね……。



フフフフ……、



ハハハハ……、




ハハハハハハハハハ……、



アッハッハッハッハッハッハッハッハ




ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ




ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ






ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハッハッハッハ


もどりゅ